こんにちは、あきらです。
今日は結構前から書きたかった境界線(バウンダリー)についてシェアしていこうと思います。ただ今回の話しは一旦こういった(ヒーラーなど)お仕事をしていきたい人向けにということにしときますw
というのも境界線・バウンダリーが引けない原因というのがかなり根深い問題からきているので、そこを含めてしまうと個人的に書くのが大変なのでw なんで今回は伝えたい人を限定します。
また昔バウンダリーオーバーしてしまった失敗談も含めて書いてくねー。
それではいってみよー!。
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人との境界線・バウンダリーは大事なのか?
特にエンパスは境界線がないと体調を崩しやすい
この仕事をしている方の多くが、HSPだったりエンパスだったりとかなりエネルギーに対して敏感な人が多いですが、それもそのはず日本人は5人に1人が敏感だと言われてる。
恐らくこれは日本人特有の気質、相手の感情を察する文化から生まれているのではないかなと。だから結構根深いテーマでもあるよね。
今回ヒーラーなど、こういった職業をしていきたい、やっている人向けとは一応書いたが正直生活している中でも人との境界線は重要だし、これがしっかりできていないと結構生きにくくなるかなとも思う(逆もしかり)
特にエネルギーを扱うエネルギーワーカー x エンパスの場合、バウンダリーが引けないともろ相手のエネルギーを喰らうので体調不良になったり、情緒が不安定になりやすい。特にこの境界線に対して無自覚で疑問を持たない場合は、長期間苦しい思いをしてしまうはめに。
バウンダリー・境界線とは?
バウンダリーとは前提として、自分と他人との適切な境界線を引くということです。悲しいことに、多くの人がこの境界線が原因で問題を抱えていることを気づいていないんだよね。
ちなみに境界線はセルフケア、対人トラブル、時間管理の困難、SNSの影響など、さまざまな問題に潜んでいるんで生活と密着していると言っても過言ではないです。
境界線が引けている状態とは自分と他人の間にある適切な距離を理解し、それを守ることができる状態。 これは自分の思考・感情・行動、そして身体的な空間を尊重し守ることも意味してるよ。
具体的な状態は…
他人の問題に過度に巻き込まれず、自分の責任と他人の責任を区別できている。
相手に自分の意見や気持ちを率直に伝えることができる。
他人の感情や行動に振り回されず、自分の感情をコントロールできる。
自分にとって不快な行為や要求に対しては、はっきりと断ることができる。
無理のない範囲で他人を助けることができる。
親密な関係においても、自分自身の空間や時間を尊重することができる。
そして逆にバウンダリーが引けてない状態というのは、自分と他人の間にある適切な距離を保てず自分の感情よりも他人の要求や期待を優先してしまう状態。
また境界線が引けない原因は幼少期の養育環境や過去のトラウマなどからと言われてる故に根深いんだよね。冒頭でも伝えたとおり、境界線が原因だということすら自覚していない人も多いので結構やっかい。
クライアントとの境界線を持つとは?
過去知り合った同業者を見てきて思ったのは、エネルギーに敏感な体質なのにバウンダリーがすごいあやふやというか、自らバウンダリーオーバーしちゃっている人も多い。
その背景として人を喜ばせたい、もしくは他者の満足のために自分が居心地が悪くてもちょっとぐらい我慢すればいいやと思う心理から。
更にそこを深堀っていくと承認欲求からなのかなと…。ただしこの承認欲求って悪く捉える人が多いかと思うけど、人類学では団体生活の暮らしで役に立たない人は殺されていたと諸説があったらしいので、本能に近いものがあるのではないかなと思う。
特に霊能者ヒーラー時代に知り合った同業者の方は、人を喜ばせたい気持ちが強過ぎて自らバウンダリーオーバーしちゃってエネルギーを喰らう➡疲れて体調不良というパティーンに。
また以前友達に「スピリチュアル系の友達って一緒に出かけてもすぐ体調悪くなるからすごく気を使う」なんて言われたことも。
なのでまずは自分がクライアントとの境界線が引けているのか確認し、そして認識することが重要となってくよ。
境界線・バウンダリーを引く
①:境界線を意識する
これまで無意識にクライアントに境界線を越えられてしまったり、越えてしまうケースがあったんじゃないかな?なのでこれからは境界線を意識するようにしてみよう。
提供しているメニュー以上のことはしない
クライアントから話しを聞いている時に、客観的に物事をみる
プライベートでは必要以上にクライアントと会話をしない
恐らく上記3つの事を読んだ時に、人として冷たいと感じる人もいるかと思う。それは境界線を引くことと、相手を突き放すことを混同しているからだと思う。クライアントと境界線を引くことは自分と他人の適切な距離感を保つことであって、必ずしも相手を突き放すことではないので勘違いしないでね。
境界線を引くことは、自分自身を大切にするための行為だし
バウンダリーを引くことは相手との適切な距離感を保ち、お互いに尊重し合える関係を築くための大切なスキルです。
そして自分自身を大切にすることで、相手を尊重できる余裕が生まれ仕事が継続的にできる環境にもなるよ。
②:自分を大切にすることを決める
また、バウンダリーオーバーをしてくるクライアントというのも存在します。その時にクライアントだからという理由で話しを聞いたり、何か特別なことをしてあげてしまうと、最終的に自分自身が疲れてしまうので、上手な断り方を自分なりに事前に考え、クライアントに伝えていこう。
③:実生活の中で自分のニーズを優先する
自分を優先するというと、自分勝手・わがまま・利己主義・思いやりがないなんて思われそうだけど、これは自分勝手な行為ではなくむしろ自分自身を尊重し、大切にするための大事な考え方。
自分を優先する➡自分勝手な行為
ではなく、人間関係というのは互いのニーズを満たし合うことで成り立つもんだと私は思ってます。その為に人とコミュニケーションを取り、私はOKそしてあなたもOKという状態にしていくことがめっちゃ大事。
バウンダリーオーバーしてた私の過去
エンパス+バウンダリーオーバー
過去の自分はというと、知り合った人に対して境界線を持つことがなんだか冷たいと感じていた時期がありました。だからかなり前に通っていたスピリチュアルセッションではクライアントという立場でありながら、バウンダリーオーバーをしてしまい、その人の仕事を間接的に手伝ったり色々とアドバイスを言いまくってました。
これだけ聞くとアドバイスとかならいいじゃん?と思われそうですが、セッションをやってくれていた彼は元々バウンダリーが弱く、また自分自身で仕事をする経験もなかったせいか私に若干依存してしまっている状況でした。
なので私も私で、そこまでやらなくてもいいでしょってとこまで手伝ったりしちゃったんでお互いに良くない状態に。最終的には彼の奥さんから何か言われたみたいで、これからは自分自身でやりますって言われ終わりましたが、これはほんと自分自身の悪いクセだなと今でも思ってます。
ちなみに私はバウンダリーオーバーしやすいタイプだけど、エンパス体質でもあるのでスピリチュアル時代は結構体調悪くして寝ていることとか結構あった(今はほとんどないけどね)
これは普段、自分自身をフルオープンでいたいという意識から、無意識に何かのエネルギーと同調してしまってたからだと思う。
今回の記事を書く為に、エンパス・バウンダリーとか調べたんだけど、なんかエンパス体質だと通常のバウンダリー対策だと理解できないとか自分を取り戻していくとか書いてあったけど、シンプルに…
①:エンパス体質だと自覚する
人の感情エネルギーが苦手、人混み行くとシンドい、体調悪くなるなど
②:自分の価値観を確認
過去の私の様に境界線を持つことが冷たいと感じいているか、そうでないかとか
③:境界線を引くことを意識する
と、この3つでOKだと思います。ちなみに自分を取り戻すってのは…今の私の価値観では自分というものはないと思ってるんで本来の自分もないと思うw だからこそどんな自分にもなれると思うしね。
カメレオン俳優の様に用意されたステージでどんな自分にもなれる的な。
だから今の自分がこれが私だ!と思ってるのって、過去の経験や第三者から言われた情報の蓄積で、自分自身でそう判断して思っているだけだと思うんだよねー。
あとがき
この記事書いて思ったけど、過去書いた記事の内容も含まれているよねw
今回のタイトルの境界線・バウンダリーって生活していく上でほんと大事な部分だなと書いてて思ったよ。こういった仕事をするしないに関わらず、なんかしら人と接する機会というのはあるからバウンダリーをその場その場で適切に使った方のが生活をしていて楽だなと私は実感してます。
ちなみに私の父は、ガチガチのバウンダリータイプ。自分の価値観が強固だと、人とのいざこざや問題が起きやすいからいい塩梅のバウンダリーがちょうどいいよね。
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