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亡くなったおじいちゃんが厨房で見守っていた話|霊能者時代の体験談

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2026年5月17日更新

こんにちは、あきらです。

今回の記事はかなり昔に書いたものなんですが、Podcast音声からブログ記事として成形し直してみました。

内容は当時霊能者として仕事をしていた時の依頼の話しになります。依頼された店舗ヒーリングで、霊視をした先の厨房に何者かがいたのですが、まさかの血縁者でした。

昔の私は見えたことや起きたことをそのまま話していた部分が大きかったんのですが、今はもう少し別の角度からこの出来事を見て書いていきたいと思います。
(※依頼者から許可を得て記事や音声にしています)

また私は10年以上前に母を乳癌で亡くしました。その体験から思っている以上に喪失を長く引きずっていた自分がいたし、親が亡くなるというのが予想していた以上に大きなダメージでもありました。

もし私と同じ様な人がいるのなら、今日は亡くなった大切な人とのつながりについてひとつの体験を通して書いてみようと思います。

今でも夢には母親は生きている前提で登場しますが、今日はそんな母親にめっちゃ文句言ってました~w

厨房にいた”身内の男性”が気になった

当時私はオリジナルメニューのひとつとして【豊かさヒーリング】というものを提供していました。ある日、飲食店をやっている方から依頼をいただき、その人自身ではなくお店そのものにヒーリングをかけて欲しいとのことでやっていました。

またヒーリングするに辺り、送られてきたお店の写真から霊視をしていたんですけど、厨房の中心あたりに何かがいると強く感じました。

『あれ、誰かいるな』と思ったんですけど、不思議と嫌な感じはまったくありませんでした。むしろ静かであたたかく、ただそこにいる感じだったんですよね。

なので私はその存在に普通に聞いたんです。「何をしてるんですか?」って。
そしたら返ってきたのが、『わしか?』だったんですよ。

いや、わし?!ってなりますよね😅
でもその一言でまず男性なんだな、それもかなり年配の方なんだろうなという感覚がありました。

『わし』と名乗った存在が見守っていたもの

その方にさらに聞いていくと、ここで見ているというようなことを伝えてきたんです。
見ているということは、この厨房で誰かを見守っているのかなと🤔

依頼してくれた方の旦那さんが、普段はその厨房で料理をしていると聞いていたので『旦那さんと関係のある方なんですか?』と聞いてみたんですね。
すると『身内』という返答だったんです。

身内…。しかも年配の男性。その時点で私の中ではこれはお祖父ちゃんか、もっと上のご先祖のどなたなのかもしれないなという感覚がありました。

ただ当時の私は突然こういった霊の存在を感じたり視えたりし始めた状態だったので、どうなんだろう🤔という気持ちのが結構ありました。

なのでとにかくそこにいた存在に色々聞いたり、発するエネルギーを感じながら会話していたら『心配だから、いつもちょっとここで見てるんだよね』という感じで言ってきました。

その言葉にやはり身内なのか?と思いながら、お店にヒーリングをしました。

私が泣きながらヒーリングをした理由

そのお店全体に豊かさヒーリングをかけながら、私はその男性のあたたかさをずっと感じていました。もうね、優しいとか愛があるとか、そういう言葉だけでは足りない感じだったんですよ。見守るってこういうことなのかもしれないなって、ダイレクトに伝わってきたんです。

だから途中で、私は普通に泣いてしまったんですよね。当時の音声でも話しているんですけど、もう感動という言葉では少し足りないくらい、心に温かい何かがじわっと来るものがありました。
そしたらその男性が、やさしい感じで『もう泣くな』みたいに伝えてきたんです。

こういう体験って信じるか信じないかで分かれると思います。
私はこの世界を無理に肯定するつもりも否定するつもりもありません。あなたがそうだと思う世界が、その人にとっての世界だと思っているので。

でも少なくともあの時の私には、その場所に大きな愛のようなものがあったことだけは、すごくはっきりしていました。

後からわかったお祖父ちゃんとのつながり

ヒーリングが終わったあと、依頼者の方に厨房に男性がいらっしゃったよということをメールで伝えました。怖い感じではなかったこと、年配の男性っぽかったこと、旦那さんを見守っているようだったことも含めて、できる範囲で共有したんですね。

その後、依頼者の方は今回の依頼した件は伏せて、それとなく旦那さんとお祖父ちゃんの話をしたらしいです。そして依頼者から返ってきた返信内容を見て私はやっぱりそうだったんだと思いました。

旦那さんは香川出身でお店を始める前に、お祖父ちゃんの家に泊まりながらうどんの修行をしていたそうなんです。そしてお店ができた時にはお祖父ちゃんを招待をしよう!と思ってたんですが、残念なことにそれより先に亡くなってしまったみたいです。

その話を聞いた時、あの厨房にいたのはやっぱりお祖父ちゃんだったのかもしれないなと思ったんですよね。自分はもう行けなかったけれど、どんなお店でどんなふうに孫がやっているのか、気になって見守っていたのかもしれない。そう思うと、あの時に伝わってきた空気・エネルギーの意味が全部つながった気がしました。

そのあと更に、お祖父ちゃんから『大好きだよって伝えてくれ』という言葉まで聞こえてきて、もうやめてくれって思いましたね。泣くから😢家族ものと動物ものは本当に勘弁して欲しいです。

亡くなった人は見えなくても、そばにいるのかもしれない

私は冒頭で書いたとおり、母を亡くしています。だから亡くなった人とのつながりを求めてしまう気持ちも、もう会えないという感覚の苦しさもすごくよく分かるんですよね。

しかも厄介なのが、時間が経てば全部きれいに整理されるわけでもないことです。自分では前に進んだつもりでも、夢の中で母が生きていたり何かの瞬間に急に喪失感が戻ってきたりする。

だから私は亡くなった大切な人のことを忘れられず、ずっと苦しみの中にいる人に伝えたいんです。見えないからといって、終わったとは限らないのかもしれない。あなたの大事な人は今もどこかで一緒にいるのかもしれないって。

もちろん、今回の話しがそれを証明した。という話ではありません。
また信じさせたいわけでもないです。

ただ、今回のエピソードによって少し呼吸がしやすくなる人がいるなら、それでいいんじゃないのかなと思っています。

霊能者は前に進めない人の媒介者

私は短い期間ではあったのですが霊能者として活動していました。

依頼されるクライアントもほんと様々で、時には自分の人生がうまくいかない、たくさんの悪いことが起きるのは実は何か自分に悪い霊が憑いているせいではないのか?という人もいました(そんな人はだいたい綺麗な状態なんですけどねぇ)

今振り返ってみて、霊能者の役割というのは亡くなった人への気持ちが整理することができない人や、喪失感から前に進めない人の為の媒介者であり助言者なのではないかなと思います。

昔流行った、派手な演出の除霊とか浄霊とか恐ろしいエネルギーとか、そんなものをする為に霊能者が存在しているのではないのかなと。

だから必要以上に、霊やそういった存在に怯える必要もないし、怖がる必要もないです。だって世の中には、霊の影響がある人とない人がいますよね。これって何故なんでしょう?

そこに答えがあるのではないのかと思います。

見える・見えないを問いたいわけでもないし、視える人がいるのであればそれでいいのだと思ってます。それよりも、その人がずっと閉じ込められていた苦しみから、ほんの少しでも動けるようになることの方が大事です。

だってこの世は、肉体のある人間ファーストの世界なので。

私は今でのこの世界を否定もしないし、肯定もしません。でも、もし今大切な人を亡くして苦しんでいるなら、ずっとその痛みの中で止まっているなら、あなたの大事な人は今も一緒にいるのかもしれない、ということを知ってほしいです。

それだけで少し違う朝が来ることもあるので。

おわりに

今回の出来事は、霊能者時代の不思議な話として片づけるには、私の中では少し大きすぎるものでした。怖い話ではなく、見守る愛の話としてずっと心に残っています。

大事な人を亡くしたとき、生きているときは何も感じなかったけどその存在があるだけでこんなにも気持ちの違いがあるなんて私は分かりませんでした。だからこの世に肉体として存在をしているというのは、尊いことなのかもしれませんね。

私は霊能者として活動をすることは今後ないと思いますが、今は私と同じ様な感性で生きていた人がどうやったらより良く今の生を楽しく生きれるのかを実体験を通して発信しながら、そんな人の何かになればいいなと思ってます。

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