つい最近あった出来事から、再度自分の中の女性性と男性性について見つめてみました。今回は特に女性性をバランスよく使いながら生きてくことについて書いていきたいと思います。
女性性と男性性
あなたは女性性と男性性というものをご存知ですか？
私は最初聞いたとき、肉体的なことかと思ってたんですが、どうやら性質の違いであって肉体的な意味ではないと知りました。そして振り返ってみるとここ数年私はこの女性性が強い生き方をしてたんだなと今回のことで自覚しました。
女性性
気持ちよい
心地よい
今自分がどうしたいか
なにを感じているのか
内側から湧き上がる感情や感覚の部分をキャッチする時に使うのが女性性の部分になります。
またはっきりしたものではなく、すごく曖昧な感じのものが女性性。
男性性
行動
具現化
決断
一貫性
成果主義
目標を設定したり、成果を出すために逆算して行動をするときに使うのが男性性。
日本社会はこの男性性で成り立っていますし、また小さい頃から男性性の教育で私達は育っています。
女性性と男性性にはこんな性質の違いがあるのですが、最近起きたできごとから私は昔っからゴリッゴリの男性性で仕事をしていることに気づきました。
ラジオで話した内容というのは、男性性全開で仕事をしていたら精神的にいっぱいいっぱいになってしまったということです（めっちゃ簡単に言うとですが・・・）
ですが私の仕事スタイルは先程も言った通り、ゴリッゴリの男性性。
ちなみになんで今回は精神のバランスを崩してしまったのかというと、実は今の仕事をする前の数年間は女性性メインに日常を過ごしていたからなのかと。
もちろん合間にエネルギー関係で仕事を考えたりしてましたが、何故か変に気持ちが乗らないというか・・・上手くできなかったんですよね。今思うに、女性性メインで毎日を過ごしていてその中に無理矢理ガッツリ男性性の性質で仕事をやっていこうとしたらから、バランスが取れなくて毎回気分が乗らなかったり、空回りしてしまってたのかなと今は思います。
女性性 男性性のバンラスが整うと人生を変えていける
今回お話している女性性と男性性ですが、この両輪が整うとこんな効果があります。
いつも幸せを求めそしてその為に努力をしたり追いかけていたけど、自分の中にそれがあると気づけた。
自分らしく生きてるだけなのに、必要なものがどんどん集まってくる。
自分が心から求めているものが分かり、外側に不必要なものを求めなくなくなる。
自己肯定感が低く欠乏感があったけど、自分の感覚や感性を信頼できるようになった。
どちらも必要であり 人によってそのバランスが違う
女性性と男性性、どちらも必要であってセットだからこそスムーズに物事が動いていくのですが、人によってこの2つのバランスはそれぞれ。
今の私はというと、女性性の部分をここ数年大事にしながら生活をしてきたので日常ではその割合がが多いなと自覚しています。でも、さっきも話したとおり、こと仕事に関しては模索中でもあります。
バリバリ働く！
自分の目標のためにガンガンやる！
結果がでるまで耐えてでもやる！
ちょっとシンドくてもやる！
とことん戦士の様に働くスタイルでしたが、その働き方だともう自分のバランスが取れないのでこれからはもっと気楽にそして楽しいという感情を一番に大事にした働き方をしようかなと思ってます。
仕事=楽しいこと
よく聞いたりしません？仕事って大変なのが当たり前、苦労するのが当たり前って。私もそう思ってやっていたのですが、今の私にはそれが合わない状態になってしまってたんですよねぇ。
あなたは普段女性性と男性性の割合はどのくらいですか？
そしてそれが気分良いですか？それともちょと疲れてますか？
私は今後の人生、女性性が多めの日常で生きていきたいです。だって楽だし、気分が良いからw
一度自分の日常をのぞいてみて、どちらに比重があるのかそしてどのバランスが自分は気分が良いのか考えてみてください。
どちらが多いのか、自分はどっちのが気分がいいのかみてみる
仕事の時の自分のバランスは？
家でいる時の自分のバランスは？
女性性が満たされないと不足感を感じる
上記の記事でも書きましたが、自分の内側から沸いてくる感情や感覚。それをちゃんとキャッチして大切にしていないと、人って自分には何かが足りていないって常に思う様になってしまうんです。
そういえば、仕事の時の私って常に出来ていない、褒められても自分にはまだまだ足りてないってずーっと思っていました。
あぁ、なんだか今すごいシックリきましたw
今まで何で私は褒められても嬉しくないんだろう、人からすごいことやってますねって言われても、いや他にもたくさんやってる人いるしって常に思う自分がいるんだろうって思ってました。これって仕事をしている時に全然女性性を使っていなかったということですよねw
普段のほほ～んと日常を過ごしているのに、仕事の時だけガチガチの常識人というか、ゴリゴリの男性性（そこだけ昭和って感じw）
仕事や日常で女性性をあまり大切にせず過ごしていると、人は不足感から自分の存在をダメだと思い込み、そして外側から常にその足りない何かを埋めようと完璧にしようと、行動をガンガンしていきます。
そうです、これが焦り・不安・恐怖からの行動です。
上記の自分を満たすレッスンでも記載しましたが、この焦りから行動を起こしてもずーっと埋められないし、不足感というのはなくならないです。だってその行動が心の内側から生まれた【やりたい】ことから行動しているのではないから。
なんでこういった時は一度立ち止まって自分は何を求めているのか、何でその行動をしたいのかと自分の中（内側）をのぞいてください。私の様に分かりやすくショックな出来事が起きたり、人によっては体調を崩したりすることもあるかなと思います（心と身体は密接なので）
やりたいことって、内側から自然に外側に出てくるもので、何か行動してたどり着くものではないと思うんです。ですから、今やりたいことをやるのが自分が求めているゴールに繋がっているのではないのかなと思う（最終的にね）
私も1ヶ月前から週4日の7時間くらい働きに行ってますが、これを決める前も『なんでこっちの道が流れてきてるんだろう・・・』と思っていたし、私がやりたい事はエネルギーセッションなんだけどな、なんて思ってました。
まぁ今現在やっている仕事がどこに繋がっているかなんて分からないけど、スティーブ・ジョブズが言ってたconnecting the dotsだと思って毎日を過ごしています。
ワークめいいっぱい行動して頑張ってもうまくいかない時は立ち止まって、そして自分が何を求めているのか内側を覗いて見直す。
女性性が満たされない中で、不安から行動して外側へ何かを埋めようとしてもいつもでたってもその何かは見つからない。そんな時は自分の女性性の声を聞いて小さなことから満足させてあげる。
女性性を開いていく
先程も言った通り、私は仕事の中でバリバリ男性性でやっていたので、ちょっとずつ今変えていってます。
うれしい、楽しい、気分がよい。
この感情を大事に、必要以上に目標に対して気負い過ぎずそしてスムーズにスキルが上がらなくても、『しょうがないか、今は』という感じ前向きな諦め状態でいます。
以前の自分でしたら『はぁ～・・・全然出来てないな自分、何で（完璧）に出来ないんだろう』と自分自身を責めながら考えてましたw
ですので男性性バリバリで日常を過ごしている方は、必要以上に頑張り過ぎてる傾向があるので、やめていくということが大事になっていきます。そして眠っている女性性の声をちょっとずつ聞いて、その声を大切にしていくとバランスが取れていくのかなと思います。
その行動が何のためになる？
役に立つ、たたない
効率の良し悪し
生産性を重視
よりもまずは今この瞬間を味わい、楽しみ、そしてそれ自体を楽しむ。
ただ生きてく中で私達はいろいろな関係性の中で生活をしています。ですので、自分らしく生きるために他人との関係性も調整しながら日々暮らしていくことが重要となってきます。
人が10人いたら、10通りの考え方・価値観があります。なので自分が正しいと思っている、良いと思っている事は人によっては違ってくるので、どうやったらお互いがハッピーになれるのか調整して生活をしていくのが大事になってきます。
自分が妥協するのではなく、お互いが良いと思うポイント。そのポイント探しも自分が気持ち良く生きてく上で大事になってくると思います。
まとめ
この蓋をしてきてしまった女性性を開いていくには実はステップがあります。
①今まで溜め込んだ自分の感情を吐き出す。
部屋の掃除と同じ様に、自分が蓋をして溜め込んだ感情というのはあなたの奥深くに蓄積されてる状態です。その感情が蓄積されてる状態だと、感覚も感性も鈍ってしまっているので、まずは徹底的に吐き出し（デトックス）そして心身共に休ませる。
デトックスが進めば進むほど、感情もそして身体も緩んで軽くなってきます。
②心身がリラックスした状態になったら、日々感じることを大切にしていく。
これしたい、ここ行きたい、あれ食べたい・・・など。ちょっとした自分の気持ちをしっかり叶えてあげ、自分を満たしていきます。自分の気持ちを大事にすればするほど、満たされた時の感覚が分かってきますので、何かを選ぶ時も自分の感覚や感情を大事にしながら取捨選択ができるようになってきます。
③ふと沸いたやってみたいことを行動していく。
日々自分が感じることを大切にしていくと、自分がどうしたいか、どう暮らしたいか、どんな風に生きていたいかと更に自分の感覚の中で見つけることができます。その中で、ふと沸いたこれしたいなぁ～と思ってやってみたら、自分がなりたかった方向へどんどん進んでいくようになったり、流れがスムーズでどんどん進んでいったなんてこともあります。
こんな感じでステップを踏んで女性性を開いて、そして男性性で行動していってみてください。
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