こんにちは、あきらです。
何か問題が起きたとき、そのことばかりを考えて頭の中がぐるぐると支配されてしまうことはありませんか? 誰しもに起こり得るこの【ぐるぐる思考】ですが、ハマってしまうと本当に苦しいですよね。
実は私自身も数日前、このぐるぐる思考にどっぷりと陥っていました。そこからポンッと抜け出した今だからこそお伝えできる、なぜ人はぐるぐる考え始めると苦しくなるのか?そしてどうやってそのループから抜け出すのかについて、私の実体験と認知科学・気功(エネルギー)の視点を交えてシェアしていきたいと思います。
最近自分のビジネスを再始動したのですが、新しいことを始めてスタートは何件か依頼がきて良かったものの、その後止まってしまい停滞を強く感じてました。その時にこのままでは目標を達成できないという焦りから、だったらその後やろうと思っていた海外発信を本格的に始めたほうがいいのか?という考えになり、でも何を軸に発信しよう→調べる(リサーチ)→更にそこから調べるというループに、時間を費やす状態に陥ってしまいました。
一見すると、私は前向きに解決策を考えているように見えます。
でも実際は“問題”を客観的に捉え見ていたのではなく、苦しみの中で問題を捉えそしてこの苦しみを改善すべく解消法を探していただけでした。
ぐるぐる思考のとき、人の中で起きていること
ぐるぐる思考は考えているようで、実は同じ場所を回り続けている状態です。反芻的な思考は苦しさを長引かせやすく、前に進んでいる感覚よりも【抜け出せない感覚】を強めやすいと言われます。
またぐるぐる思考に入っているときは、よくPodcastで話しているのですが、”視点” や “抽象度” が下がっている状態です。
起きた問題に強く囚われてしまい、そのことが頭の中で反芻し続け、思考そのものに支配されているような感覚。気になることや事象がずーっと頭の中で居続ける状態って言ったらいいんでしょうか。
また人はこのとき、頭の中に流れている思考をあたかもそれが事実だと思い込んでます。
私も今回体験しているのでよく分かるのですが、人って実は物事をフラットに受け取る、事実をただ受け取ることってほとんどしてないんです。
今回の私の場合だと、事実は【依頼がない状態】ですよね?
で、私は不安や焦りからその事実に対して、解釈としてヤバい、人生終わるかも!(オーバーですが)と思っていたということです。
これってひとつの解釈にすぎないのに、私が人生が終わるという勝手な解釈で、不安ベースからたくさんの不安な思考が溢れ出てきて、これをやったらいいのではないか、こっちをやったらいいのではないかという思考の波に溺れてました。
これを読んでるあなたは、今私の状態を見てどう思いますか?
あー、分かる。焦ると頭の中、色々な不安なものが生まれてくるよねー
別に焦る必要なくない?スタートで依頼があったんだから大丈夫でしょ。
新しいことだから、コツコツやっていけばいいんじゃない?
なんて思ってくれた方も…いるかと思います。ちなみに今のあなたの視点が客観的な視点であり、私より抽象度の高い視点です。
人の悩みはあくまで人のものだし、自分の現実に起きていないのでどこまでも人は客観的になるし、あなたの経験値によっては本質的な解決を相手に伝えることもできます。
私の場合も問題について考え続けているうちに、その思考の中にどっぷり入り込み、自分で自分を苦しめていました。考えているつもりでも、実際には同じ場所をぐるぐる回っていただけだったのだと思います。
視点・抽象度が下がると現れるサイン
視点が下がっているときは思考だけでなく、身体や言葉にもはっきりサインが出てきます。
☑️思考パターンのサイン
自己没入が深まると、思考がぐるぐる反芻の性質を帯びる。
・同じ考えがループする:「あの人がああ言った」「なぜ自分だけ」という繰り返し
・思考が事実に見える:考えを考えとして観察できず、それが現実そのものに感じられる
・時制が現在に固着する:「今この問題が全て」になり、過去の解決経験も未来の可能性も見えなくなる
→問題に囚われる、思考がそのことで支配される、そのことだけしか考えられない
☑️身体・感覚のサイン
自己没入状態は意識より、身体の方が正直なので何かしら現れる。
・視野が物理的に狭く感じる、または視野への意識が消える
・呼吸が浅く・速くなる(交感神経優位)
・胸や腹部の圧迫感・緊張が常態化している
・周囲の音・環境への反応が鈍くなる。また逆も然り
☑️言語・表現のサイン
言葉の使い方は視点の高さを映す鏡。没入しているときは、
・主語が私に偏る:
「私は」「自分が」が異常に増える
・絶対化表現:
絶対に無理だ!完璧に終わった。必ず失敗をする。
・べき論:
◯◯するべき、◯◯であるべき
・他者視点がなくなる
「相手はこう考えていたのかも」という相手視点の言葉が消える。
なぜ考えるほど苦しくなるのか
心理学的な観点からも、自分が考えている【気になる問題】との距離が取れていない時、人はその考えや不安を現実そのもののように感じやすくなります。
極端な例ですが、この問題を解決しないと私の人生は終わる!と思い込んでしまうような状態です。
私の問題を題材にすると、私が問題だと思っていることも、他の人から見たらえ、そう?って思う人もいる。でも本人にとっては今回起きた問題がすごく重要だからこそ、問題をめっちゃ深刻に捉え悩んでいます。
それこそ問題が起きて悩む、苦しむという役柄の台本を自分で作って、そして全力でその役を演じている。そんな状態になっているんです。(我ながら悲しい表現ではありますが)
でもね、本人は演じているつもりは微塵もなく【本気】なのでここが非常に厄介でもあるポイント。
没入している間はそれが現実になってしまうため、「なぜ自分が苦しいのか」「自分で台本を作っていること」にすら気づけなくなってしまいます。気功師としてエネルギーを扱う私でさえ、問題への没入度合いによってはグーッと視点が下がり、見えなくなってしまうことがあるほどです。
だからこそ、視点や抽象度が大事なのだと私はあらためて感じました。
人は視点が下がっている最中ほど、自分が下がっていることに気づきにくいのです。
また更に付け加えると、物事をどれだけ楽観的に、フラットに事実だけを捉えられるかによって、あなたの目の前に広がっている現実が全く違うものになり得るということです。
苦しみのループから抜け出す【抽象度を上げる】アプローチ
では、どうやってこの状態を変えていくのか。
シンプルですが【今の自分の視点(抽象度)よりも、高い抽象度に触れること】です。高いものに触れると、自分の視点も勝手に引き上げられます。
今回、私がポンッと抜け出したきっかけは以前通っていた慶氣エナジーラボの谷山さんのブログ記事を久しぶりに読んだことでした。
人は波のようなもので、波から見れば波は波だけれど、海全体から見れば波は全体の一部でもあり、全体でもある。by藤平光一
この抽象度の高い一文に触れた瞬間、私の中で視点がガッと上がりました。
自我があるからこそ自分の小さな視点でしか見ていなかったけれど、宇宙のような高い視点から見たら、自分という存在もその悩みも、本当に小さくてちっぽけなものなんだ、と体感として受け取れたのです。
抽象度が上がる「きっかけ」は人それぞれ
ただし、ここで大切なポイントがあります。
私がブログの一文で視点が上がったように、他の人も同じ方法で上がるとは限りません。
☑️誰かとの会話で「そういう捉え方もあるのか」と気づく人
☑️youtubeの動画を見てハッとする人
☑️自然に触れて開放感を感じる人
☑️お気に入りのカフェや場所に行くことで心が開放される人
抽象度が上がる(=心がフッと開放されて窮屈さがなくなる)ポイントは、本当に人それぞれです。自分にとって何が視点を上げるアンカー(材料)になるのかを知っておくことが、とても重要になります。
視点(抽象度)が上がると心と体に何が起きる?
今回の体験から身体で起きた変化も記載しときます。
☑️身体の変化:
みぞおち辺りに詰まりや違和感があったがそれがなくなり、身体が軽くなった。
昨晩、寝る前にエネルギーワークを結構やったんですがその時にみぞおち付近に違和感を感じたんです。私は身体の反応としてみぞおちや胸に違和感を感じやすいのもありますが、昨晩でははっきり詰まっているなぁと感じてました。呼吸も浅めだったし。
また抽象度が上がった後に外に買い物へ行ったのですが、歩いているときに身体が軽く、自分がいかに肩に力が入っていたのかと気づきました。また肩が内側に巻いていたのが自然と開いていたし、呼吸も深くなりました。
☑️感情・思考の変化:
ゆったりした気持ちになり、気になっていた問題に対しても、なんとかなるかもしれない、色々やってみようと、少し楽観的に捉える思考に変化していきました。
視点や抽象度が上がると問題が消えるわけではないけど、この捉え方が変わるだけで自分の内側の力みや窮屈さがほどけていくのです。
人は力みがあるとセンサーの感度も鈍くなるし、自分のベストパフォーマンスが著しく下がるので、脱力・力が入っていないことは結構重要なんです。
苦しいときに確認したいセルフチェック
視点が下がっている状態というのは、没入度合いにもよりますが、ほとんど気づかないです。
だからこそ自分で確認できるポイントを持っておくことが大切です。
以下にチェックポイントと記載しときますので、ぜひ活用してください。
- 今、同じことを何度も考えていないか
- 呼吸が浅くなっていないか
- 身体に詰まりや違和感はないか
- 笑ってない、遊び心が消えていないか
- 世界が急に灰色に感じる、重く窮屈に感じる
このチェックが多く当てはまるときは、自分の抽象度が下がっているサインかもしれないけど、あまり深刻にはならないでね。
そんな時はどうか焦らずに、自分が開放されると感じるものに触れてみてください。あなただけの視点を上げる方法を見つけて、苦しみのループから軽やかに抜け出していきましょう。人でもいいし、モノでもいいし、場所でもOKです👍️
ちなみに私自身の抽象度が下がると、笑いや遊び心が一瞬で消えていきます。面白いくらいにw
自分でもほんとお前つまらんわーって感じるくらい、常に難しい顔をしている。だから最近は笑えているか、遊び心が残っているかも自分の状態を知る大事な目安として私は見ています。
もし今、ぐるぐる思考の中にいるならまずはどう解決するかと、今の自分の視点は下がっていないかを確認してみてください。
そして自分にとって視点を上げてくれるきっかけやアンカーを、少しずつ自分の中で見つけていってください。
私はこんな方法で視点が上がりました!という体験があれば、ぜひメッセージなどでフィードバックをいただけたら嬉しいです。

